癌と煙草と酒と

リハビリ中

一、良い人を採用する。

一、愛を持って育てる。

一、成長の瞬間を誉め称え共感する。

一、とにかく笑う、全力で笑う。

一、素敵な女性が通ったらとりあえず癒される。そして何故癒されたかを考察し、論ずる。

一、女性にお近づきになるための型を考察する。パッケージングができるまで詰められるほど俺は器用じゃない。

一、酒を飲む、浴びる程飲む。翌日の仕事は考えてはいけない。テンションに身を委ねるぐらいが丁度良い。

一、屋上でニコチンと空気を吸い、天気を眺める。室内にいると軟禁されたかのように鬱になるので。

一、仕事以外の人に会う。無理矢理にでも会う。特に異性に会うと効果大。

一、先輩と飲む。とりあえず色々な話を聞く、ヒントを貰う。仕事を楽しくするための下準備をする。

一、夜街をふらつく。酒と煙草が無性に美味い。くだらないことを考えて時間を潰す。

一、美味い物を食う、または探す。良い食事は気持ちを切り替えるのに最適だ。
上記を複数掛け合わせるとより効果がある。何か生活に異変を感じたら速やかにいずれかを実行すること。


信濃町に到着したのですが店は確保しておきますか?
深酒をするのは素敵な出会いと発見に遭遇したからである。

財布と身体は疲弊しようとも良いスタッフに恵まれたことを喜びたい。少しでもこの偏屈な人間と仕事をしてくれるヒトがいることを感謝したい。

ありがとうの言葉以上に伝えたい感謝が存在している。形にするのも俺、ぶち壊すのも俺。掛け替えのない人々を手に入れた。

明日も仕事だが俺はやって行ける。やすみが無い?知るか。それは今夜の杯が美味いからですよ。
どうやら俺はこの店に一年いれるらしい。

上司との電話中に話が舞い込んだ。来月でこの店も俺も一歳を迎える。一番付き合いが長い店と一番付き合いの長い家族達。共に泣いて笑って苦労してどうにか今までやってこれた。

それも支えてくれた皆々様のお陰であって俺の力では無い。だからこそ記念すべきその日を何か形にして迎えたい。皆で素敵に過ごしたい。感謝を表したいと考えている。

何が安売りになるとか、売り上げが跳ねるとか、忙しい1日はそこまで望んじゃいない。

それよりも一年で一番楽しい、感謝が絶えない記念日を皆で祝いたいと思う。

不器用な人間を生かしてくれたこの会社と一緒に働いてくれた家族と支えてくれた全ての人に感謝を込めて店に立つ。それが俺の今できる最良の仕事と願いたい。



最近馬鹿食いをする機会が減った。ストレスのはけ口を食事に充てなくなったのは良い傾向だと思うがそれはそれで少し寂しくもある。

店のスタッフに二郎好きがいてふと二郎が食べたくなった。ここの近くだと目黒か品川のようだ。まだ以前のように食えるだろうか?少々トレーニングが必要かもしれないがあの味がしこたま食べたい。

腹がパンパンになるまで食べて、満腹感に満たされたい。

嗚呼俺は食にも飢えているようだ。

久々にCDを買った。使用目的は夜街をふらつく用。

職場から徒歩数分、目の前には静寂に包まれているオフィス街が待っている。

クラブジャズと夜のオフィス街はあまりに心地良く、時間を忘れてしまう。雑然とした空間に人工的に植樹された木々が立ち並び、無駄に灯りが照らし出している。昼間の顔とは別の切り出された素顔にゆっくりとした時を感じながら過ごす時間は現場の慌ただしさを一瞬でも忘れさせてくれる。

酒が美味くて煙草が旨い。誰もいない、この場所が素敵で無機と有機の調和がとれた都市景観に心から浸れるこの時間が最高に癒やしになる。

こんな場所を創造できる人間すげぇよ。今夜も良い時間をありがとう。

新都心以来の感動を味わった。ART VILLAGE OSAKI覚えておこう。

たまに休暇ができると普段のツケを払うように死んだように眠っている気がする。本来ならばふらっとどっかに出掛けて気分をリフレッシュさせるのが良いのだろうが頭が言うことを聞かないようだ。

というのも嫌なのでこうして夜をふらついている。まず空っぽになった胃にニコチン以外のものを流し込んで血圧を上げたら、ゆっくりと酒を飲もう。ここは地元、家まではすぐに帰れる。大好きな音楽を聞きながら美味い酒が飲めればそれで良い。

こんな時間だからこそゆっくりと思索にふけることもできるし、反省もできるのだろう。身体の疲れを無視してあれこれスケジュールをぶち込むのは無謀なのかもしれない。だがバランスを保つためには必要不可欠なことであり、今までもそうしてきたことだ。少しでも仕事と自分を切り離そうと思えば必然だった。

目が覚めたらまた明日から仕事漬けになる。だが仕事上がりに素敵な時間を用意した。初めての出会い、言葉のやりとり、仕事と切り離されたオフの表情。

何事にもきっかけが必要だ。毎日に少しでも刺激を、1日でも楽しい日を。ぽっかり空いた穴を埋めるために、明日の寝覚めが少しでも良くなるように。
久しぶりに人を家まで見送った。

理由は徒歩の距離とはいえ夜道を一人で帰すことが申し訳ないから。そしてその人の素性に興味があったから。

互いの距離感を確認しながら言葉を選んでいる自分が愉快で、新たに発見する友人の一面に喜びを覚える。

たった十数分の出来事だが、有意義で楽しい時間であった。素敵な時間をありがとう。

明くる日俺は屋上に行くため階段を駆け上っていた。息が上がる、明らかに体力が落ちている。だがゼロに近い可能性をどうにかしたかった。結果がどうであれ、そう行動した自分に悔いは無い。次の機会を狙うだけ。

実際目の前にしたら何も進展なんてないかもしれない。だがね、どうにかしたいのですよ。何もかもがこのままじゃつまらないから。